- Webライターに興味があるけど、まず何から始めればいいか分からない
- 完全に未経験スタートでどのくらい稼げる?
- 会社員などの本業と両立はできる?
こんな疑問に答えていきます。
私も完全に未経験&副業からWebライターをスタート。3ヶ月後に月5万円を達成しました。
この記事では、完全に未経験の方に向けて、Webライターのはじめ方を7ステップで解説していきます。
そもそもWebライターの仕事内容って?
まずはWebライターという仕事内容と、報酬の発生方法について紹介していきます。
「もう知ってるよ」という方は、準備編へジャンプ。
Webライターの仕事内容
そもそもWebライターとは、クライアントからの依頼を受けてWeb上の文章を書くこと。
クライアント(依頼主)が存在することが一番の特徴です。
また、一言で「Webライター」といっても、仕事内容はさまざま。
- SEO・コラム記事
- メルマガ
- インタビュー記事
- Kindleなどの電子書籍
- 文字起こしをはじめとしたコンテンツコンバーター
- LPなどのセールスライティング
たくさんのWebライターに指示を出す「Webディレクター」という仕事もあります。(会社の中間管理職みたいなもんです)
このようにさまざまなジャンルがありますが、Webライター初心者さんがまずスタートするべきはSEO記事・コラム記事です。
ソーシングサイトで募集している仕事も、9割がSEO記事やコラム記事に当てはまります。
SEOとは、Googleなどの検索結果で、上位を取るためのさまざまな対策のこと。
Webライターの稼ぎ方
Webライターの報酬は、主に文字数×文字単価で決まります。
月にいくら稼ぎたいのか?をざっくり考えてから、納品する記事数や文字単価などの目標を決めていくとスムーズです。
【報酬の例】
文字単価1円×5,000文字×5記事=25,000円
文字単価3円×3,000文字×3記事=27,000円
Webライターとしての経験を積んで文字単価がアップしていくと、少ない記事数でも初心者と同じような金額を稼ぐことができます。
月の目標金額を上げることなく、記事数を減らしてゆるゆる稼ぐもよし。
月にいくら稼げるかを目標にして、文字単価を上げてもらう&ガンガン執筆するで、バリバリ稼ぐもよし。
好きなペースで働きやすいのがWebライターのいいところです。
副業Webライターのはじめ方〈準備編〉
副業Webライターのはじめ方、まずは準備編を解説していきます。
準備編は全部で4ステップ
- パソコンと通信環境を揃える
- ブログを準備する
- 本を読んで記事の書き方の基本を勉強
- ブログ記事を書く
ちなみに、順番に番号を振りましたが、できそうなところからはじめてもらって大丈夫です。
準備編1:パソコンと通信環境を揃える
スマホだけでもWebライターを「はじめること」はできますが、「稼ぐ」ことは厳しいです。
持っていない方はパソコンの準備と通信環境(Wi-Fi)を整えることをおすすめします。
パソコン買うのにそもそもお金かかるじゃん!
文字さえ打てて、ちょっとWebに繋がればOKなので、安いパソコンで大丈夫です。
私は買って10年以上の古いノートパソコンを使っています。動画編集などの作業は絶対無理ですが、Webライターの仕事にはこれで十分。
準備編2:ブログを準備する
Webライターなのにブログを作るの?
Webライターが自分のブログを持つメリット
- 記事をクライアントへの見本として提出できる
- ライティング、セールス、マーケティングのスキルが身につく
- ブログでも収入を得られる
ブログなしでとりあえずやってみたい!というのも可能ですが、あとあとWebライターとして収入を上げていきたいなら、ブログの開設はもはや必須です。
ブログの開設方法はこの記事を見てね
準備編3:本を読んで文章の基本を勉強
Webライティングには、ちょっとした独自のルールがあります。
書籍の他、Webライターのブログなどを読んで文章の書き方の雰囲気を掴みましょう。
私の場合は、とりあえずこの1冊で勉強してWebライターをスタートしました。
いつまでも勉強するのではなく、とにかく実践が大事!
サクッと1冊読んだら、実際に仕事を受けてみましょう。
準備編4:ブログ記事を書く(5〜10記事くらい)
ブログが開設できたら、さっそく記事を書いていきます。
何について書けばいいのか分からない…。
ジャンルはなんでも大丈夫。とにかく「書く」ことに慣れていきましょう。
準備編3の書籍や、他のブログで学んだ文章の書き方をアウトプットするように書くのが文章上達のコツです。
ブログのジャンルが決まらない人におすすめなのは、買ったものをひたすらレビューしていくこと。
最初はジャンルなんて絞らなくてもOKです。
なんでもレビューブログがおすすめな理由
- サンプル記事としてクライアントに見せやすい
- 実際に購入したものだから、実体験を書ける
- アマゾン、楽天のアフィリエイトをとりあえず貼れるので、収益化しやすい
もちろん、Webライターとして執筆したいジャンルが決まっていれば、関連する記事を書いた方がスムーズに採用してもらいやすいです。
副業Webライターのはじめ方〈実践編〉
続いてWebライターのはじめ方、実践編を解説していきます。
知識を仕入れるばかりではなく、とりあえずなんでもいいので〈実際の仕事〉を1件でもこなしてみるのがおすすめ。
副業Webライターのはじめ方、実践編は全部で3ステップ
- ソーシングサイトに登録する
- ソーシングサイトのプロフィールを整える【超重要!】
- 提案文を送って仕事を受注する
Webライター初心者が、案件選びでやってしまいがちなミスを避ける方法もお伝えしています。
実践編1:ソーシングサイトに登録する
Webライターのお仕事を探せるサイトはたくさんありますが、はじめは大手のこの2つに登録しておけば問題ないでしょう。
ソーシングサイトというのは、まとめてお仕事を探せるサイトのこと。
「転職しようかな〜」と考えたときに、ひとつひとつ企業の求人を見て回るのではなく、マイナビやリクナビで一括して検索するのと同じです。
ChatWork、Slackの登録を済ませておくとスムーズ
Webライターの案件を進める上で、メッセージのやり取りはソーシングサイト内のメッセージ機能の他、ChatWorkというメッセージアプリを使うことも多いです。
多分ですが、執筆の状況や記事の管理を一括して管理しやすいんだと思います。
「ChatWorkを使います」と言われてから登録してもいいですが、あらかじめアカウントの登録まで済ませておけば、あとはLINEのようにIDを教えるだけで済むので話がスムーズに進みますよ。
実践編2:【重要】ソーシングサイトのプロフィールを整える
意外とやっていない初心者さんが多いのですが、ソーシングサイトのプロフィールは完全に埋めましょう。
実績ゼロ件で、プロフィールもろくに埋まっていないライターに仕事を依頼したいクライアントはいませんので…。
プロフィール整え方のポイント
- アイコンは似顔絵系のイラスト or 雰囲気が分かる自分の写真
- ペンネームを使う場合は、ありそうな名前で(佐藤花子のような苗字+名前の形がおすすめ)
- 連絡に対応できる時間、執筆できる時間は書いておく
- サンプル記事(ブログ)があればURLを貼っておく
- 認証系(本人確認など)は済ませておく
ランサーズであれば、本人確認、電話番号認証を済ませるだけでランクがアップします。
ランクが高いほど信用してもらいやすいので、仕事をもらえる確率が高くなりますよ。
実践編3:提案文を送って、仕事を受注する
書けそうな案件を見つけたら、提案文を送信しましょう。
提案文とは、「その記事、私に書かせてください!」というアピール文のことです。
提案文を書くコツ
- 「初心者です!」は言わなくてOK
- 「よろしくお願いします」や「ぜひやってみたいです!」だけの提案文はダメ
- ビジネスメールを書くつもりで送ればOK
ちなみに、提案文を送って、採用してもらった案件を全て引き受けなければならないということはありません。
- メッセージのやり取りがスムーズに進まなさすぎる
- クライアントの言っていることに違和感を感じる
- キャパオーバーなほど採用されてしまった
こんな場合は、断ってOKです。(バックレるのではなく、きちんと断りのメッセージを送りましょう)
Webライター初心者さんが送ってしまいがちなNG提案文は、この記事でまとめています。
初心者さんは、あまり案件を選り好みせずに「これなら書けそう!」と思う案件があったら、とりあえず応募してみましょう。
しかし、ソーシングサイト上の求人はピンキリなのも正直なところ。
下手な案件を選んでしまうと、納品までにしんどい思いをしてWebライターという仕事が嫌になってしまうこともあります。
Webライター初心者さんに意識してほしい案件を選ぶコツは、下記の記事でまとめてみたので、参考にしてみてください。
副業Webライターは、完全未経験からどのくらい稼げる?
副業でWebライターをやっている私の1ヶ月目の収入は、約1万円でした。
稼げる金額に関しては、何ヶ月目という日数よりも「どれだけライティングに時間をかけられるか」がカギです。
1ヶ月目&会社員と並行しての副業という状況でも、バリバリ提案と執筆をこなしている人は平気で5万円以上稼げますし、ライターとしての成長も早いと思います。
ちなみに、私が1・3ヶ月目に稼いだ合計金額と、やった案件についてはそれぞれ記事にまとめてあるので、興味のある方はどうぞ。
副業Webライターと本業との両立方法は?
スキマ時間を無駄にせず、ちまちまと執筆を進めていきましょう。
会社員が使える執筆時間
- 会社に行く前の朝
- お昼休み(がっつり執筆は無理でも、リサーチをしたり)
- 帰宅してからの時間
- 土日
勤務体系(シフト制、平日はがっつり残業がある、など)によっても変わりますので、自分に合わせたタイミングで仕事を進めましょう。
完全土日休み、平日9〜18時勤務のOLである私の場合は、
- 基本的に土日メインで作業
- 平日は仕事量や気分によってやったりやらなかったり
- 会社の繁忙期は、完全に土日だけ
というスタイルでやっていました。
友達がいない陰キャのため、土日や長期休暇はWebライターの仕事に捧げる日々です。笑
ちなみに、平日は6時に家を出て帰宅は23時ごろ、休日は睡眠時間の確保でいっぱい…というようなブラック企業にお勤めの場合、副業ではなく転職を優先させるのがおすすめです。
まとめ:副業で効率よくWebライターになるなら、まずブログから
Webライターは、日本語の読み書きさえできてしまえば比較的やってみやすい仕事です。
会社員の副業としても人気のため、楽に稼げるという勘違いでやってみる人がかなり多いのも事実。
そのため、まったくの未経験者は案件をもらうまでのハードルがなかなか高い仕事でもあります。
効率よく案件を受けていきたいなら、まずは自分のブログで練習して、WordPressへの入稿もしっかり請け負える状態になっておけば、採用率がかなり上がりますよ。
まだWordPressブログを持っていない方は、この記事から約10分で作れます