Webライターとブログはどっちが先?Webライター初心者こそ、自分のブログを育てておくべき理由

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Webライター初心者だから、もっとライティングの経験を積んでからブログをやろうかなって?

いいえ、初心者だからこそ、自分のブログを作っておくべきなんです。

Webライター初心者がブログをやるメリットとしてよく言われているのが、このあたり。

  • 応募するときのポートフォリオにできる
  • 文章を書くトレーニングになる

けれど、初心者Webライターがブログをやっておくメリットの一番はコレ。

「どのくらいの文字数を、どのくらいの時間で書けるかが分かるから」

副業でWebライターをやっている場合、効率よく稼いでいくためにはこの「文字数と時間の感覚」というのがとても重要になってきます。

目次(タップで気になるところに飛べます)

ブログをやるメリット:文字数に対する感覚が身につくから

「何時間あれば何文字書けるか」という基準が分かっていないと、そもそも仕事になりません。

何件も提案文を送って、やっと採用された!4,000文字の記事作成、頑張ろう!

と意気込んで始めたのはいいけれど、実際にやってみると1,000文字書くのすらアラ大変。

結局、締切前日に半泣きになりながら夜ふかしして記事を仕上げた経験って、ないですか?

文章を書き慣れていないと、4,000文字という文字数がどのくらいのボリュームなのかが分からなかったり、執筆にどのくらいの時間がかかるかを見積れなかったりという問題が起こってきます。

初心者あるあるですよね。

「文字数と時間の基準」がないせいで、

  • クライアントから言われた納期に、対応できるのか無理なのかが分からない
  • 稼ぎたい金額に向けて、どのくらい作業すればいいか分からない
  • 基準がはっきりしていないから、無茶な納期で仕事を引き受けてしまうハメになる

ということが起こりがちです。

ただでさえわからないことだらけでWebライターの副業を始めたのに、納期に遅れがちになる、目標金額がいつまでも稼げないとなってくると、挫折してしまうのが目に見えています。

しかしここで「私は6時間くらいあれば、構成込みで約4,000文字の記事を書ける」というような基準があるだけで、欲しい金額に向けて具体的な目標が立てられます。

ここでちょっと例を見てみましょう。

【例】6時間で4,000文字の文章が書ける場合

・稼ぎたい目標額:月3万円

・作業できる時間:平日に2時間、土日は5時間くらい

→1記事4,000文字の案件なら、1週間に3記事くらい、1ヶ月で12記事くらいできるな〜というざっくりしたことが分かる

で、この「1ヶ月に12記事くらい納品可能」というのをベースに考えると…。

1文字0.5円・1記事4,000文字の案件の場合

4,000文字×0.5円=1記事2,000円。

12記事納品しても、2万4,000円なので、目標額には少し足りませんね。

なのでこの場合は、1文字1円以上の案件をもらうか、作業時間を増やして記事数を多めにこなす、という対策が必要になってきます。

1文字1円・1記事7,000字の案件の場合

月に納品可能な12記事をマックスで納品すると、7,000文字×1円×12記事=8万4,000円程度の収入になるので、副業としては結構稼げている部類に入りますね。

ちなみに、目標の3万円が稼げればいいやという場合には、5記事も書けば月3万円は達成可能です。

平日は記事の構成を考えるだけ、執筆は週末メインというペースでもOKですし、余裕があればもっと案件数をこなして収入アップを目指せます。

こうして、「文字数への基準」があるだけで、目指すべき文字単価、文字数、こなさないといけない案件数などが分かり、スムーズに目標が立てられるんです。

副業Webライターこそ、ブログ運営が大事

副業Webライターこそ、収入源の分散が大事

体調を崩してしまったとき、あっちこっちのクライアントに連絡を入れまくるのは大変ですよ。

月の半分くらい体調を崩していたときに、これを痛感しました。

  • クライアントに納期の交渉(取引先が多いほどしんどい)
  • 体調が回復したら、溜まっている作業やらなきゃ…というプレッシャー

ただでさえしんどいときに、回復した後のことを考えないといけないのははっきり言って地獄でした。

しかも体調を崩して会社まで休んでいる場合、心配しないといけない仕事のことは、Webライターと本業のことで心配が単純に2倍。落ち着いて寝てもいられません。

Webライターというのは、労働収入(作業をしないと収入が発生しない)です。

労働して、その対価に金銭をもらうという構造は完全に会社員と同じ。

会社員(労働収入)とWebライター副業(労働収入)という2つの労働収入では、体調を崩したときが地獄。

そこで、記事さえ書いておけばあとは自動で稼いでくれるブログを少しでも育てておけば、かなり気がラクになります。

Webライターの仕事と並行して自分のブログを育てておくだけで、収入の窓口がひとつ増えますよ。

〈会社員×Webライター×ブログ〉時間の作り方のコツ

Webライターの副業をしていて時間がないのに、さらに自分のブログ運営なんて難しいですよね。

案件に取り掛かる前に、きっかり20分だけブログの作業をするという方法がおすすめです。

コツは、どんなにキリが悪くてもきっかり20分で作業をやめること

20分でしっかりタイマーをかけておけば、自分のブログに時間をかけすぎてしまった!というのが防げます。

1日20分だけでも作業すれば、1週間に1〜2記事くらいはブログの記事が完成します。

それこそ納期のあるクライアントワークじゃなくて自分のブログなので、亀速度でもOK。1記事ずつ積み上げていきましょう。

なぜ無料ブログじゃなく、WordPressブログがいいのか?

ブログがおすすめなのは分かったけど、どうして無料ブログじゃダメなの?

絶対に見かけるのが、無料ブログかWordPressブログか、という問題。

結論としては、絶対にWordPressブログがおすすめです。

WordPressはWebライターの仕事の基本だから

Webライターの仕事では、WordPress入稿ができれば文字単価が上がるとよく目にしますが、そもそも、WordPressへの入稿が必須条件の案件も多いです。

よほど企業独自のプラットフォームがある場合や、個人ブロガーでWordPressにログインをされたくない場合など以外は、入稿作業込みであることがほとんど。

だから、WordPressへの入稿ができないライターは応募段階で脱落していきます。

WordPressの入稿作業ができるだけで、応募できる案件数がグッと増えます

記事に広告を貼り放題

アメブロやはてなブログのような無料ブログは、紹介できる広告に制限があります。

貼る広告や記事の内容など、すべて運営会社が取り締まることができるんです。

「ウチの提供しているサービスに内容が違反しているから」という理由で、せっかく書いた記事が消されてしまったり、広告を貼れないのは悔しくないですか?

そうならないように、自分でサーバーを借りてイチから作り上げる、いわばWeb上の「持ち家」であるWordPressブログを強くおすすめします。

デメリット:月1,000円ほどのランニングコストがかかる

WordPressブログが無料ブログと違う点は、月に1,000円ほどのサーバーの管理料金がかかるところ。

ですが、月1,000円くらいの出費って、コンビニでのムダなお菓子を2回くらいやめるだけで作れますよね。

「お金がかかるから」という理由で、Webライターの最強営業ツールであるWordPressブログをやらないのは、とてももったいないことだと思います。

結論:WordPressブログは、最強の営業ツール

初心者Webライターこそ、WordPressブログをやるべき理由
  • 文字数に対する感覚が身につくので、案件で慌てなくて済む
  • 体調を崩したとき、クライアントへの連絡と納期交渉は大変だから、ブログで収入源の分散ができる
  • 初心者だからこそ、ブログでライティングの練習を積むのが大事

ブログを開設してみよう!という方は、10分でできるWordPressブログの作り方の記事からどうぞ。

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